---- 許可を得て以下のURLから日本語に翻訳しました。 https://fediversereport.com/last-week-in-the-atmosphere-2/ ---- 2024年10月2日 ローレンス・ホフ atproto上でのカラオケ、自己表現のためのラベラーの継続利用、そしてプレースホルダーの終焉。 ## ニュース **Bluecastについて** Bluecastはatproto上に構築された音声スペースアプリで、日本のBlueskyコミュニティで人気があります。最近、BluecastはJASRAC(日本最大の音楽著作権管理団体)と契約を結びました。これは、Bluecastが最近カラオケ機能を追加したためです。現在、Bluecastで公式にライセンスされた楽曲でカラオケを楽しむことができ、権利や料金はBluecastが管理しています。 **ラベラーの進化** Bluesky上のラベラーは、コンテンツモデレーションから自己表現へとシフトし続けています。今週登場した新しいラベラーには、タイムゾーンラベラーやスポーツチームの応援を示す3つの異なるラベラーがあります。フィード上の会話でも、このデザイン空間がまだ十分に探求されていないことがより多くの人々に明らかになってきており、今後システムがどのように発展していくか興味深いところです。 **アカウント移行の進展** atprotoでのアカウント移行は2024年2月から可能になりましたが、Blueskyエンジニアのブライアン・ニューボールドは現状を「まだ少し怖く、開発者向け」と表現しています。彼はプロセスを簡単にするための新しいツールとウォークスルーを提供しました。しかし、これはまだ開発者向けのプロセスであり、ニューボールドは「最終的な目標はBlueskyアプリ自体にアカウント移行を統合すること」と述べています。 **DID:PLCの正式採用** atprotoはBlueskyの基盤として分散型識別子(DID)を使用しています。このDIDシステムにより、アカウント自体を変更せずにユーザー名(「ハンドル」)をシームレスに変更できます。Blueskyは独自の実装を選択し、当初は他のDIDシステムに置き換えられると予想してプレースホルダー(DID:PLC)と呼んでいました。現在、DID:PLCシステムは良好に機能しており、置き換えられることはありません。Dot Socialポッドキャストのインタビューで、BlueskyのCEOジェイ・グラバーはDID:PLCの名称を「Public Ledger of Credentials(資格情報の公開台帳)」と再定義し、DID:PLCがもはやプレースホルダーではないことを強調しました。 **OAuth for atprotoの開発者プレビュー** Blueskyはatproto用のOAuthの初期仕様をリリースし、開発者プレビューフェーズに入りました。一部のatproto開発者は、このフェーズが始まる前からOAuthをサポートしており、Smoke SignalsやFrontpageなどのatprotoアプリがすでに対応しています。次のステップは、ユーザーがアクティブなセッションを管理できるウェブインターフェースの作成と、より細かな権限の実装です。 **U.S. Consumer Product Safety Commissionの参加** 米国消費者製品安全委員会が認証済みアカウントでBlueskyに参加しました。彼らのソーシャルメディアチームは明らかに洗練されており、紹介投稿には素晴らしいカスタムアートワークが含まれていました。 **投稿スケジューリングアプリの競争** Blueskyへの投稿スケジューリングや異なるプラットフォーム間でのクロスポストを可能にするアプリの競争が激しくなっています。今週の更新とリリースには以下のものがあります: - Publer.comがBlueskyをサポート - Postpone.appがBluesky動画をサポート - CrossaintはBluesky、Threads、Mastodonへのクロスポストを可能にする新しいiOSアプリ ## リンク - Aviaryの先行公開とウェイトリスト登録 - 投稿の総エンゲージメントを確認するツール - Dan Abramovによる「壁のないウェブ」講演 - Jay Graberとのポッドキャストインタビュー - 東京でのBlueskyミートアップ(10月11日) - ATproto.wiki(非公式コミュニティwiki) - Blueskyの言語分布に関する週間統計 - 米国気象局の非公式ボットコレクション - TOKIMEKI.blue(マルチカラムサポート付きBlueskyクライアント) - 削除されたBluesky投稿を匿名で閲覧 - レンブラント・ファン・レインの絵画やエッチングを定期的に投稿するボット 以上が今週のレポートです。ご覧いただきありがとうございました!