[「Tinkercad」をApp Storeで](https://apps.apple.com/jp/app/tinkercad/id1469440830)
Tinkercadは、3Dデザイン、電子工作、コーディングを手軽に学べる無料のアプリです。
Autodesk社が提供するTinkercadは、積み木を組み合わせるような直感的な操作で、3Dモデリング、電子工作、コーディングを楽しめ、子どもから大人まで世代を問わず幅広く活用されています。
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3Dデザインの作成、Arduinoやmicro:bitを用いた電子回路の接続・コーディング・シミュレーション、Codeblocksを使ったコーディングによる3Dデザインの生成など、多彩な機能を備えています。
さらに、ARビューアを使ってデザインを現実世界に投影したり、STL、OBJ、SVGなどのファイルのインポート・エクスポートが可能です。Apple Pencilにも対応しており、iPad上での操作が快適に行えます。
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## Tinkercadの特徴
- 無料で利用可能(Autodeskアカウントのログインは必須)
- 3Dデザイン、電子回路設計、プログラミングの学習が可能
- 3Dプリンター用データの作成が可能
- STL、OBJ、SVGファイルのインポート・エクスポート対応
- Codeblocksを使ったコーディングによる直感的な3Dデザイン作成
- 3Dプリンターとの連携が簡単
- Arduinoやmicro:bitとの連携による電子回路のシミュレーション
- ARビューアでデザインを現実世界に投影
- 物理シミュレーション機能「Sim Lab」の搭載
- Apple Pencil対応
- Google Classroomとの互換性あり
- 広告なしで安全に利用可能
## Tinkercadの使い方
Tinkercadは、次世代のデザイナーやエンジニア育成のために、3Dデザイン、電子回路、コーディングの基礎学習が行える子供向けのアプリですが、大人が使っても問題ありません。特に初心者が最初に3Dモデリングを学ぶために使用するアプリとしておすすめです。
ダウンロードや利用は無料ですが、最初にAutodeskのアカウント作成が必要です。すでにアカウントを持っている場合は、サインイン。新規登録の人はパーソナルアカウントを作成から登録を進めます。
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iPadの人は、Appleでサインインを選択すると、とても簡単にアカウント作成ができるのでおすすめです。
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アカウントが作成、またはアカウントでログインすると、アプリが使用できるようになります。
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## Tinkercadで3Dプリンター用のデータを作る
シェイプを積み木にように組み合わせる以外にも、パス操作で好きな形を作成したり、指やApple Pencilで自由に描いた文字やイラストを立体化させることも簡単にできます。
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作成したデータは、対応している3Dプリンターならそのままデータを送信することができます。対応していない3Dプリンターで出力する場合は、データをエクスポートします。
エクスポートできるファイル種類は、.obj .stl .glb .usdz .svg です。
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書き出したいファイル種類を選び、保存先を選択します。
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子供向けに作られたアプリなので、直感的な操作で3Dモデリングを楽しむことができます。iPadに最適化されたインターフェースで、タッチ操作によるスムーズなデザインが可能です。
無料で使えるところもいいですね。
さらに、物理シミュレーション機能「Sim Lab」を使って、3Dシーンに物理的な動きを加えることもできます。
## Tinkercadの使い方をもっと知りたいなら
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以下に、画像内のTinkercadのアップデート履歴を指定のMarkdown形式に従って整理しました。
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#### Tinkercadのアップデート内容
2024年4月以前、Tinkercadには以下の新機能や改善が追加されました。
### 1.4:2022年4月25日
- Circuitデザインの作成と編集機能を追加
- Circuitエディタのタッチ操作を改善
- Classリンクからアプリ内でTinkercadクラスに参加できるワークフローを追加
- iPadでのTinkercadコラボレーションリンクをブラウザではなくアプリで開くように変更
- ユーザーがアプリ内でプロフィールの閲覧・編集・削除が可能に
- App Storeのプライバシーラベルを更新
### 1.3:2020年6月25日
- 中国などの新しい国でのアプリ提供を開始
- アプリの言語を変更する設定を追加
- Reality Composerなどのワークフロー向けにUSDZファイルのサポートを改善
(色・実寸サイズ・向きを保持して3Dモデルを書き出し可能に)
- 保存されたログイン情報の保持を改善し、再入力の手間を削減
### 1.2:2020年3月6日
- Apple Pencil(第1世代・第2世代)を完全サポート
- 透過モデルのAR表示およびOBJ形式での書き出しに対応
### 1.0.1:2019年12月17日
- (詳細記載なし)