テンプレートプラグインを使えば、現在開いているノートにテキストスニペットを素早く挿入できます。 ### テンプレートフォルダをセットアップする テンプレートの各スニペットはObsidianの他のすべてと同じように単なる普通のマークダウンノートです。 テンプレートファイルを指定するには、プラグインを有効化した後で「設定」 → 「テンプレート」 → 「テンプレートフォルダの場所」からテンプレート用のフォルダを選び、そのフォルダにテンプレートとなるファイルを入れてください。 ### テンプレートを挿入する フォルダの場所を選択した後は、リボンアイコンを押してテンプレートを挿入できます。いつものように、このオプションにもホットキーをセット可能で、コマンドパレットでアクセスすることもできます。 テンプレートとなるスニペットは現在のカーソルの位置に挿入されます。その際に挿入時の実際の時刻の値で特殊テキストが置換されます(詳しくは下を参照してください)。 ### タイトルの挿入 ノートのタイトルを挿入したい場合には、テンプレートに `{{title}}` をセットすることで挿入可能になります。 ### 日付と時間を挿入する テンプレートのプラグイン設定では、日付と時刻のフォーマットも設定できます。 それらのフォーマットの設定後にテンプレートを挿入すると、テンプレートファイル中の `{{date}}` と `{{time}}` が現在の時刻によって置換されます。 フォーマットのシンタックスに関するドキュメントについては、[こちら](https://momentjs.com/docs/#/displaying/format/)を参照してください。 _ヒント: 二つの日付や時刻フォーマットを利用したい場合には、他の `{{time}}` を二番目の `{{date}}` として使用することも、`{{date}}` を二番目の `{{time}}` として使用することもできます。_ ### 一過性のデータフォーマット すべてのテンプレートファイルで機能する `{{date}}` と `{{time}}` に加えて、個別のテンプレートファイルにおいて日付や時間についての特定のフォーマットで挿入したいという場合には `{{date:YYYY-MM-DD}}` フォーマットを利用することもできます。これは `{{date}}` フォーマットをオーバーライドし、`:`の後に続く文字は日付フォーマット部分として扱われます。 `{{time:HH:mm}}` も同様に機能します。 ### 別のカスタム日付フォーマットを使用する 現在、日付は `{{date:YYYY-MM-DD}}` と `{{time:HH:mm}}` のフォーマットで、[[デイリーノート]]のテンプレートファイルや[[Zettelkastenプレフィクサー]]プラグインでも同様に機能します。ただし、`{{date}}` と `{{time}}` はまだ機能しません。