Obsidianでは複数ファイルを同時に編集・閲覧できます。
画面分割を効率的に使用するためには、いくつかのことだけを知っておけば大丈夫です。
##### 1. 新規ペインでノートを開きたい場合は==Ctrl/Cmdキー==を使ってください。
デフォルトの設定では、ファイルをクリックした際にアクティブなペインで開くことになります。アクティブなペインはタイトルバーの下部分がハイライトされるので、非アクティブなペインよりも目立つようになります。
新規ペインでファイルを開くにはプレビューモードの状態では `Ctrl/Cmd` を押しながらクリックしてください(編集モードの場合は `Shift+Ctrl/Cmd`)。この設定は、[[ファイルエクスプローラ]]、[[バックリンク|バックリンク]](リンクとリンクされていないメンションの両方)、[[検索]]結果、[[グラフビュー|グラフビュー]]に関しても適用されます。これはボタンにも適用され、現在のペインでプレビューする代わりに、 `Cmd+Click` でプレビューボタンを押すことによって新規ペインを作成しプレビューできます。クイックスイッチャーを利用する際に `Ctrl/Cmd` を押しながら `Enter` を入力すれば新規ペインでノートを開くことができます。
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##### 2. ==画面分割==によって新規ペインを作成することも可能です。
別のレイアウトを作成するには、現在のペインを縦または横に分割します。ペインの右上にあるメニューからペインを分割するか、コマンドパレットを利用します。またはペイン分割のために[[ホットキーの利用|キーボードショートカット]]を設定してください。
![[Pasted image 16.png]]
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##### 3. アクティブにしていても入れ替わらないスティッキーペインが欲しい場合はペインを==ピン留め==とすることができます。
他のペインを一時的な参照として使うのは素晴らしいことです。その場合にはペインが入れ替わらないようにピン留めしてください。
![[Pasted image 17.png]]
ピン留めされたペインはピンアイコンがハイライトされます。
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##### 4. ノートをプレビューするには ==[[リンクされたペイン|リンクされたペイン]]==を利用してください。
[[リンクされたペイン|リンクされたペイン]]は、マークダウンファイルを開く際に、プレビューボタンまたは編集ボタンを `Ctrl/Cmd+Click` することで作成できます。
一つのペインが他のペインとリンクすると、ペインのスクロール位置が同期され、一方のペインでファイルを開くと、他方のペインでも同じファイルを開くようになります。
[[リンクされたペイン|リンクされたペイン]]ではリンクアイコンが表示されます。カーソルを合わせるとどのペインがリンクされているか確認できます。またはリンクアイコンをクリックすることでリンクを解除できます。
[[リンクされたペイン|リンクされたペイン]]についての詳しい情報はこちら。
![[Pasted image 18.png]]
##### 5. ペインは==ドラッグすることで再配置する==ことができます。
ペインの左端にあるアイコンをつかんで、ドラッグすることで好きなように配置できます。より詳しい情報を知るには[[ペインのレイアウト]]に関するノートを見てください。
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役に立つヒント:
1. 各ペインの間にあるサイズ変更ハンドルをドラッグすることで、好きなようにペインのサイズを変更できます。
2. ペインサイズを含んだワークスペースのレイアウトはアプリを閉じても記憶されるので、アプリを開く度にセットアップする必要はありません!