Obsidian v0.9.5より新しいバージョンでは、[[内部リンク#見出しへのリンク|見出しへのリンク]]に加えて、ブロックへのリンクも可能となっています。
### ブロックとは
段落や引用、リストアイテムなどがブロックとして認識可能です。一般的には、前後に空行を持つものをブロックとして扱うことができます。 ^f63f5a
### ブロックへのリンク
特定のファイル内でブロックをリンクするには、まず一致するファイルのリストを表示するために `[[ファイル名` を入力してください。ファイルを選択した後は、`^`を入力して、リンクするブロックを探すためにタイプを続けてください。
Enterキーをいったん押したら、`[[ファイル名#^f63f5a]]` のようなフォーマットでブロックへのリンクが生成されます。`f63f5a` は生成されたブロックIDです。
どのファイルがブロックを持っているか分からない場合は、別の方法として`[[^^` を入力することで全ファイル内のブロックを検索できます。これは保管庫全体に渡って全ブロックを検索するので、保管庫のサイズが大きい場合には多少時間がかかることに注意してください。
例えば、[[ブロックへのリンク#^f63f5a]]は上にあるブロックへのリンクです。
### ブロックを埋め込む、またはトランスクルードする
[[ファイルを埋め込む|ファイルの埋め込み]]と似て、単純にブロックへのリンクの前に`!`を使うことでブロックを埋め込むことができます。
これが例です。
![[ブロックへのリンク#^f63f5a]]
### 手動ブロックID
人が読めるようなブロックIDを使いたい場合は、手動で `^あなたが決めたid` をブロックの後に入力してください。行末にIDを入力するときは、スペースが少なくとも一つ空けてあることを確認してください。
テーブルのような複雑なブロックを参照する場合は、ブロックIDをブロックの後に単独で配置し、ブロックIDの前後両方に空行があるようにしてください。
ブロックIDを手動で追加した後、ブロックを参照する際には `^あなたが決めたid` がランダムに生成されるIDの代わりに使用されます。
手動ブロックIDでは、文字、数字、ダッシュのみが許可されていることに注意してください。
### 相互運用性
ブロック参照は標準的なマークダウンの部分ではなく、Obsidian特有のマークダウンフレーバーであるということに注意してください。つまり、これらのブロック参照によるリンクはObsidianの外では機能しません。
かなり手動のプロセスですが、ブロックIDを検索することで参照されているブロックを見つけることが可能です。
フォルダ内を検索できるソフトウェアを持っている限り、コネクションが失われることはありません。