バックリンクはObsidianの最も強力な機能の一つです。利用者をしばしば混乱させてしまう可能性があるので、ここにそんなときに役立つと思われるいくつかのことがらを書き記しておきます。 バックリンクパネルには「リンクされたメンション」と「リンクされていないメンション」という二つのセクションが存在します。 ![[Backlinks.png]] このドキュメントから見えるように、現在、各セクションには一つずつエントリーがあります。リンクされたメンションでは、このドキュメントに対して[[リンクされたペイン]]のノートで作成したリンクが表示されているはずです。しかし、リンクされていないメンションでもリンクを見ることができます。それは他のドキュメントでノート名は書いてはいますが明示的なリンクにはなっていないものです。 これは、ノートを作成した時点では現れたことに気づかなかったノート間のつながりを見るのに大変強力な方法となります。例えば、専門の分野でよく現れるような概念にちなんで名付けられたノートを持っていたとして、それについて他のノートで言及されたときに簡単に気づくことができます。それゆえ、別の方法では得られなかったであろうアイデア間の関係性を理解することが可能となります。 リンクされていないメンションに参照が現れて、それをリンクしたいと思った場合、テキストにカーソルをあわせるとリンクボタンが表示されます。リンクボタンをクリックすると、参照されているノート内のハイライトされたテキストをブラケットで自動的に囲んで明示的リンクへと変えることができます。 オプションメニューから、アクティブペインに対してのバックリンク専用のペインを分離して作成できます。これは現在開いているノートに同期した[[リンクされたペイン]]であり、[[ペインのレイアウト]]で説明しているようにどこにでも移動して配置することが可能です。これは[[コマンドパレット|コマンドパレット]]を使っても利用できます。