腹側被蓋野(VTA, Ventral Tegmental Area)とは**脳の中脳に位置する神経核の集まり**である。
特に<mark style="background: #FEF19AAB;">ドーパミン作動性ニューロンが多く存在する領域</mark>として知られている。
### 役割
- **報酬系の中枢**
VTAから放出されるドーパミンは、快感や学習、動機づけに関わる。報酬を得たときや予期したときに活動が高まる。
- **主な投射先**
- **側坐核(Nucleus Accumbens)**:快楽や強化学習に関与
- **前頭前野(Prefrontal Cortex)**:意思決定や注意制御に関与
- **扁桃体や海馬**:情動や記憶に関与
### 補足
VTAは薬物依存研究でも重要視される。コカインや覚醒剤、アルコールなどはVTA-側坐核のドーパミン経路を強く活性化し、依存形成に寄与する。
要するに、<mark style="background: #FEF19AAB;">VTAは脳の「報酬・動機づけシステムの起点」</mark>といえる。