例えば数学で、具体的なことがらからそれを一般化して、抽象的に扱うことは頻繁にある。
日常では、具体例の数々から共通項が見つかり、一般化するできることは、同じようによくあると思う。
反対に、抽象的な事柄から具体を見ることで見えてくることもある。
また、「例示は理解の試金石」は、この両者において共通のスローガンとなる点で、素晴らしいなぁとしみじみ思う。
つまり、具体的に色々試して一般的な部分を考える際にも、抽象的でイメージがつかないものを具体的な場合を考えてイメージがつきすくする際にも、例示をすることは有効で、理解の手助けとなってくれる。
具体から立ち上がるものがあり、抽象から見えてくるものがある。その2つを行き来することで、ある時は具体的なものを並べて抽象を眺めてみたり、ある時は抽象的な事柄を具体に適応させてみたりすることで、理解は深まっていく。
[[数学でも別のアプローチを試みることは大事]]だということ。
これはもちろん、[[数学を理解していく、ということの具体的な事例]]にも関係する。
#「理解」について